2016年11月30日にエチオピアで開催された第11回政府間委員会において、佐原の山車行事を含む「山・鉾・屋台行事」が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
「山・鉾・屋台行事」は、山車などを用いる全国の祭り33件の一括登録を目指すもの。
2009年に登録された「京都祇園祭の山鉾行事」(京都府)と「日立風流物」(茨城県)の2件に、「秩父祭の屋台行事と神楽」(埼玉県)や「博多祇園山笠行事」(福岡県)など、国が重要無形民俗文化財に指定している31件を追加する形で、ひとつの遺産として提案していました。
「佐原の大祭」で知られ、江戸時代から300年以上続く香取市の「佐原の山車行事」は、18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されています。
日本全国の香取神社の本宮で、2600年の歴史を有する香取神宮。
12年に一度午年の4月には『香取神宮 式年神幸祭』が行われます。
香取神宮はもちろん、佐原の街中でも3,000人にもおよぶ氏子が甲冑その他の歴史的装束で約4キロの大行列を組み巡幸します。
また、華やかな御座船が水郷の町を巡るなど、各所で華麗な光景をお楽しみいただけます。
次期開催年は令和8(2026)年