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伊能忠敬

伊能忠敬とは

伊能忠敬とは

伊能忠敬は日本全国を測って地図を作った人です。寛政12年(1800)から文化13年(1816)まで、17年間にわたり全国各地を測りました。
忠敬は佐原村(千葉県佐原市)で酒造業を営んでいましたが、50歳のときにその商売を息子に譲り、それから江戸(東京)へ出て勉強しました。そして55歳から10回にわけて全国各地で距離や方角を測りますが、その間に歩いた距離は約35,000キロ(地球一周分と同じ)にもなりました。
忠敬は文政元年(1818)に亡くなってしまいますが、地図作りは弟子たちによって続けられ3年後に地図が完成しました。

忠敬たちが作った日本地図(東京国立博物館所蔵)

忠敬たちが作った日本地図(東京国立博物館所蔵)

湾岸線を主に描いています。目印にした山や島からは赤線がたくさん引かれています。
写真は日本全体を8枚に分けて書いた中図で、1枚の大きさが約2m×1.5mもあります。

忠敬が住んでいた家

忠敬が住んでいた家

忠敬が17歳から50歳まで住んだ家です。伊能家は酒造りの商売をしていたので、原料や商品の船積みに便利なように小野川沿いに家が面しています。国の史跡に指定されています。

伊能忠敬記念館

伊能忠敬記念館

所在地:〒287-0003 千葉県香取市佐原イ1722-1
駐車場:70台
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、国民の祝日の翌日、年末年始
入場料:
大人/個人 500円/団体(15人以上) 450円
小・中学生/個人 250円/団体(15人以上) 200円

公式ページはこちら

忠敬たちが使った道具

梵天

梵天

測量地点の目印として立てました。約5cmの竹竿の上部に白の布切れなどをちけ、目立つようにしてあります。

量程車(りょうていしゃ)

量程車(りょうていしゃ)

ひもを付けて地面を引くと下の車輪が回り、その回転数から距離を測れます。
昔の道はデコボコが多かったのであまり使われることはなかったようです。

半円方位盤(はんえんほういばん)

半円方位盤(はんえんほういばん)

平らな台の上に置いて、測量の時に目印にした山や島の方位を測量しました。

御用旗(ごようばた)

御用旗(ごようばた)

測量隊が御用(国の仕事)であることを示すために、作業のときに立てた旗です。

象限儀(しょうげんぎ)

象限儀(しょうげんぎ)

忠敬の地図には☆印が付いています。
この道具を使って天体観測を行った場所を示しています。